目地工とは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「目地工」とは、建設・建築分野における工事の一環で、「目地」を埋めるための工事を指します。目地とはレンガ、タイル、コンクリートブロックなどを配置する際の部材と部材の隙間です。

その隙間には目地材や目地剤が充填されます。目地は深めに入れると深目地、浅めに入れると浅目地と呼ばれます。雨水の浸入を防ぐため、合成樹脂であるシーリングが使用されることもあります。

隣接する建材の劣化や変形を防ぐ役割も果たします。不適切な目地工により、水が浸入して建材が劣化するリスクが高まることもあります。目地工が適切に行われることで、建築物の耐久性や機能性、美観が大きく向上します。

この工事は専門的な技術と経験を持った職人によって行われることが一般的です。