目止めとは?用語の意味を分かりやすく解説|建築建設メディアのツクノビ

「目止め」という用語について解説いたします。

「目止め」とは、建設業界において、特に建築や土木の現場で使われる言葉で、継ぎ目や隙間などを埋める、または止める行為やそのための材料を指します。主に、水や風、または他の物質の侵入を防ぐための作業として実施されます。

以下に「目止め」の具体的な例を挙げます:

1. **防水目止め**:建物の屋根や外壁、バルコニーなどにおいて、雨水の侵入を防ぐために、継ぎ目や隙間にシーリング材を充填する作業。

2. **配管の目止め**:配管の接続部や端部にキャップやガスケットなどを取り付け、水やガスの漏れを防ぐ作業。

3. **床の目止め**:床材の継ぎ目や端部にシーリング材や目止めテープを使用して、隙間を埋める作業。

4. **コンクリートの目止め**:コンクリート打設後、表面に生じた気泡の穴や凹凸を埋めるための作業。

「目止め」の目的は、主に構造物の耐久性や機能性を維持・向上させることです。これにより、建物や構造物の寿命を延ばし、また、居住者や利用者の安全や快適性を保つことが可能となります。