ゼネコンとは？用語の意味を分かりやすく解説｜建築建設メディアのツクノビ

「ゼネコン」は「総合建設業者」を略した言葉であり、建設業界において大規模なプロジェクトを手がける主要な企業を指します。具体的には、あらゆる種類の建設工事（住宅、オフィスビル、工場、道路、ダム、鉄道、空港など）を手がける大手建設会社のことを指します。

ゼネコンはプロジェクトの計画、設計、施工、そして完成までの一連の流れをトータルで手がけることが可能です。そのため、クライアントはゼネコン一社との契約だけで、多岐にわたる工事内容を一貫して依頼することができます。

また、ゼネコンは様々な分野の専門家や技術者を抱えているため、高い技術力やノウハウを持っています。これにより、大規模プロジェクトや高度な技術を要する工事も安全かつ効率的に進めることができます。

一方、ゼネコンが直接手がけることが難しい部分や専門性の高い部分に関しては、下請け企業や協力会社を活用することが一般的です。このような体制により、大きなプロジェクトでも多岐にわたる作業をスムーズに進行させることが可能となっています。