Nanomax(ナノマックス)の概要や効果についてインタビューしました！

東邦テック株式会社の仙石と申します。私は、大阪経済大学を卒業後、建設会社に一度就職したのち独立しました。
最初に就職した建設会社では副社長までになりましたが、自分でも会社を作りたいと思い、同じく建設関係の会社を立ち上げました。立ち上げ当初は、建設関係の仕事を受注していましたが、次第に建設業の3Kのイメージを払拭したいと考え、機械の生産に事業をシフトしていきました。
「シンプルイズベスト」と「たゆまぬ努力」の二つを座右の銘として頑張っております。

東邦テック株式会社では現在、全自動ヘルメット洗浄機のマスカットシリーズや、次世代型内装用コーティング液のNanomax（ナノマックス）を展開しています。ただ、先述したとおり、立ち上げ当初は建設建築関係の会社として運営していました。
当時は建設関係の会社だったので、工事現場に出ることが多くありました。その中で、現場特有の問題であるヘルメットの匂いをなんとかしたい、ヘルメットを洗浄したいという発想が湧き、メーカーへとシフトする転機になりました。
東邦テック株式会社は今年で創業20年です。創業10年までは建設会社として、それ以降は機械を作るメーカーとして活動してきました。

Nanomax(ナノマックス)は抗菌、抗ウイルス効果のある唯一無二のコーティング剤です。コロナ禍以降、菌やウイルス、カビなどを防ぐコーティングサービスが急増しましたが、実際に調査してみるとその大半はその効果を謳えない、実感できない、分からないというものがほとんどでした。
そこでしっかりと科学的なデータに基づいたSDSを出して、国際基準SIAAをクリアしたコーティング剤を自社で作ろうと生まれたのが光触媒コーティングのNanomax(ナノマックス)です。

Nanomax(ナノマックス)は様々な箇所に導入されていますが、特に多いのは飲食店のテーブルやドアの取っ手、会社の会議室など、公共の人が多く触るところです。その他にはバスや電車のなかにも導入していただいています。
不特定多数の方が触られる箇所にコーティングをすることで、消毒後に効果が消えていくアルコール消毒との違いを実感できると思います。

具体的な効果としては抗ウイルス、抗菌、除菌、除ウイルス、そしてカビや匂いの防止です。Nanomax(ナノマックス)は酸化チタンの銀を使って、菌やウイルスなどを分解して無害なものに変える効果を持っています。コーティングした箇所に付着したものを除菌、除去することで次に触る方に害がないようにしています。

コーティング剤などの安全性を証明するためには、しっかりとした科学的データに基づいた国際資格が必要です。
安全面に関しては、SDS安全データシートを全て出しています。毒性を示す指標LD50は、数字が大きくなると毒性がなくなるのですが、1500mg以上であれば基準をクリアするところを弊社では5000mgの数値で出しています。数値で示すと体重60kgの人間が約300kgを飲まないと致死量にならないため、安全性には自信を持っています。
また、Nanomax(ナノマックス)は抗菌製品技術協議会のSIAAという抗菌規格、抗ウイルス規格をクリアしています。具体的に言うと、通常ではコーティング剤は噴射してから一定期間で剥離します。一方で弊社は無機物をクッション材として入れているので、付着しているところの素材をまったく傷めない仕組みになっています。そのため、コーティング剤が半永久的に付着します。
さらに、Nanomax(ナノマックス)は塗布されたコーティング液が擦ってもとれないという摩擦試験もクリアしていて、塗布面に対する効果としてSIAAを取っているという唯一無二の特徴もあります。

20平米の6人ほどの事務所だと、約2時間から2時間半ぐらいで施工できます。また塗布後の乾燥作業には3〜4時間ほどかかります。

例えば実際に人の手に触れられず、埃も被らない環境だと効果は半永久的に永続します。2年に1回の再コーティングを推奨していますが、物理的には何もなければ半永久的に残るようなコーティング剤です。

特に触媒効果が落ちてしまうのは洗剤やアルコール関係です。例えば飲食店などでアルコール消毒をすることがありますが、このようなやり方が最もよくありません。反対にできるだけ目の細かいお手拭きや布巾のようなものを、軽く絞って水拭きするのが理想です。

現在のところ、月の出荷量は500kg前後です。20平米の部屋に換算すると、毎月約400部屋の量の塗料が出荷されている計算になります。

様々な分野の企業様に導入いただいています。JR様や大手の物流会社様、その他に大手の道路管理会社、大手の鉄鋼会社様にも弊社のNanomax(ナノマックス)を導入していただいています。

私たちの根底にある思いは、本質的なものを見抜いて世間に本当に望まれているもの、かつまだ世の中に出てないものを作りたい、というものです。なので弊社のNanomax(ナノマックス)は、率先して安全面の国際規格を取得してデータに基づいた本物の安全をお届けしている自負があります。コーティング剤という観点だと、SIAAやJISといった基準が浸透して本当に安全なものが世の中に出回るようになって欲しいと思っています